九谷焼 文吉窯
文吉窯(代表:東文太郎)は、九谷の名工として知られる斎田道開の弟子・初代東文吉が明治期に開窯しました。現在は四代目。藍九谷の伝統を継承する、深い味わいを持った染付が特徴です。

九谷焼 藍九谷
文吉窯は、九谷焼の里、石川県能美市寺井町にあります。
九谷焼の花坂陶石にこだわり、ろくろ型打ち成形、手おこし等の九谷焼独特の磁器製法を守りながら、藍九谷の染付け技法を伝承している希少な工房です。色彩鮮やかな一般的な九谷焼とは異なり、シンプルで優しさを感じさせるデザイン、彩色となっています。

「ねこめん」が作られるまでのおおまかな流れ
九谷焼 手おこし
素地作り

九谷焼は従来、素地作り、絵付け、窯焼き、など工程により専門の職人が行う分業制となっていますが、文吉窯では、素地作りから窯焼きまで一貫制作しています。ねこめんも九谷焼の土を使い一つひとつ手おこしで素地から制作しています。

九谷焼 素焼き
素焼き

素地は、約800度で8時間焼き上げます。約800度でねずみ色の土が肌色(はだいろ)になって焼き上がります。

施釉
施釉(せゆう)

焼き物の表面に白釉(はくゆう)といううわぐすりをかけます。

釉はがし
釉はがし

裏側の釉薬を削り取ります。

本窯
本窯

じわじわ温度を上げ1300度になるまで約15時間焼きます。
焼き上げた後はガラス質で透明になり、焼き物の表面をおおいます。

上絵付け
上絵付け

上絵具による彩色をほどこします。

上絵付け
できあがりをイメージしながら彩色します。腕の見せ所ですね。

絵の具
陶器専用の絵の具です。

上絵窯
上絵窯

絵付けが終わると、上絵窯で800〜1000度の間で焼きあげます。絵具が美しく発色し、ねこめんの出来上がりです。

ねこめん完成!
大きな本格的九谷焼のお皿などと同じ工程を経て「ねこめん」の出来上がりです!